2024年(第11回)聞法会「本願の教えを聞く会」お申し込み

概要

日時 2024年9月1日(日曜日) 午前9時から午後4時半まで
講師 羽田信生師 バークレー在住 毎田仏教センター所長
講題 「病と癒し」としての仏教:親鸞聖人の三種類の「仏弟子」と三種類の「善知識」
会場 相応学舎 会場とzoomでの同時開催

*参加費 一般2,000円(学生1,000円)

お申し込み

現地参加(相応学舎)、オンライン参加(zoom)いずれも、こちらのオレンジのボタンからお申し込みください。

 

*既にお申し込みの方は、こちらの参加者専用ページ(要パスワード)をご覧ください。(パスワードはお申し込みのときにメールでお送りしております。)

日程

開場(午前の入室) 8時30分~9時 (8時55分より勤行)
午前の講義 9時~12時
昼休み(午後の入室) 12時~13時
午後の講義 13時~16時
質疑応答  16時~16時30分
閉会  17時

 

講師の言葉

真の仏教は、客観的・学問的な知識追求にはなく、私達が主体的・体験的に「仏(めざめた人間)になる」ことにある。ところで、「仏になる」ということは、「重病人」である自分が「癒された人」になるということを意味する。ここで大切なことは、「私が重病人であり、今すぐ癒しを求めなければならない」という自覚をもつことである。このせっぱつまった自覚がなければ、そこには真の仏教はない。また、真の善知識に遇うということもありえない。

親鸞聖人も『教行信証』で経文を引いて(『真宗聖典』、pp.246, 354)、「弟子の私は病人であり、善知識は医者である」と知ることの大切さを強調される。更に聖人は、病人である弟子が医師である善知識に出遇う時にのみ、信心(または、法蔵願心)が、弟子の中に発起すると言われる。

聖人は、私達の救済にとって、師弟関係が最も大切なことがらであると考えられる。それゆえ、今回の講義の中で、私は、聖人の三種類(すなわち、偽、仮、真)の「仏弟子」と三種類の「善知識」について語りたいと思う。